2011年1月集中講義 報告
1月23日から27日までブルージュにて集中講義が行われました。今回の生徒さんはブリュッセル、パリ、ロンドン、NYからと様々。
初日は4名でしたが、毎日一人ずつ減っていき4日目5日目はロンドンからのKさんのみとなりました。少人数で行われる講習は様々な意見が飛び交い、時間内では収まりません。病気の話から家族の話、人生の話と話題は尽きません。
講義内容は
1日目 食の方程式 7つの段階から自分の体調を見極め、本当にあった自分にとっての食とは何かを考えていきました。
料理講習は1日目は基本食。
玄米ご飯、ぬちまーすとにがりで作る豆腐汁、緑大豆の納豆入り大根餅、人参の葉まで丸ごと食べれるリング揚げ、即席キムチ、ふりかけ。
ティータイム用に林檎と杏のタルトを作りました。
2日目 脳
先生がかつて脳の健康を保つため、丸坊主にして里芋パスタをした、というお話を聞き、皆さん一生に1度はやってみたい、という気持ちになったようです。
料理講習 脳に良いとされる大根の干葉入り玄米ご飯、豆腐のしょうゆ焼き、ベルギーの家庭料理グリーンピースのスープ、シナモンとデイツの入った優しい味が大好評でした。
おやつには生徒さんのリクエストで鯛焼きを作りました。
3日目 内分泌、ホルモン
ホルモンに関しては、更年期障害や美容の観点からも皆さんの関心が高いテーマです。人工的に抽出されたものから摂取するのではなく、やはり日々の食事の中から無理なく取り入れていくこと、そして、胸をときめかせることも大事と先生は結論付けました。
料理講習 男性にとっても女性にとってもホルモン剤となる自然薯のポタージュ、野菜入りキノア、アーティチョーク、紫キャベツのヴィネガー煮
おやつはモロッコ料理からヒントを得たクレープ、餡は自然薯とアプリコットのマッシュです。
4日目 婦人病
女性がかかりやすい病気を見ていき、それを予防するための食材、手当て法を学びました。
料理講習はサフランライス、ローズマリー風味のクリームソース、かぼちゃのポタージュ、豆腐と自然薯のハンバーグ
午後はKさんが初めてだというゲントを訪ねました。
5日目 婦人病の続き
料理講習 最終日は基本食に戻り、小豆ごはん、お味噌汁、きんぴら、テンペの天ぷら、フェンネルの醤油あえ
午後は少し運動がてら、ブルージュの街を散策。
夜は最終日なので、先生とKさん、そして私の3人でしたが、美味しいものを食べましょう、と具沢山のピザ、チーズの代わりに手作りの豆腐をのせました。もう一品はKさんのリクエストでタジン鍋。タジン鍋がなかなか煮えず、8時過ぎの夕食。
デザートはきなこで作ったきなちょこ、柚子味、シナモン味、とそれぞれ味が違います。
今回は少人数のアットホームな雰囲気の講習会でした。講習というよりは、それぞれが意見を交し合う勉強会といった感じでしょうか。
先生も皆さんが気軽に参加できるように期間を短くして週末の勉強会を行うのもいいかもね、とおっしゃっています。
今後勉強会の予定が立ちましたらこのブログで報告していきます。
まり