ブログトップ

オオニシ恭子のヨーロッパ薬膳~ブルージュのアトリエより~

eeyakuzen.exblog.jp

Zeelandへ海藻を求めて

来月に予定されている、オランダでの海藻料理講習とデルフト大学での
講演会に備え、オランダのZeelandへ海藻をとりに行ってきました。
海藻取りの名人マリアンの家までブルージュから車で1時間半。
彼女の家から海まで車で10分。
今日は久しぶりに青空が広がり、絶好の海藻取り日和でした。
e0153227_1574447.jpg

夏になると海水浴やセーリングで賑わいを見せるそうですが、
寒い冬となると閑散としています。
昨日、海藻取り用に新調した長靴をはいて、いざ浜辺へ。
引き潮時だったため、海岸には山ほどの海藻があちらこちらにへばりついていました。
e0153227_205392.jpg

試作・試食のため、慣れ親しんだ海藻ですが、自然の姿で見るのは初めて。
これらを食用にしようと思いもよらないオランダ人の気持ちも分かるような。。。
そんな姿。佃煮にするとおいしいのですが。
よかったのは、シースラという緑色の薄い海藻が今回たくさん
浜に打ち揚げられていたこと。マリアン曰くめずらしいそうです。
シースラは他の海藻よりもソフトで食べやすく、乾燥させて粉にし、
青海苔のようにも使えます。最近では、ベルギーのBioのお店で
フランス産の生のシースラが売られているの見かけました。
少しずつ海藻がヨーロッパの市場に出始めているようです。
e0153227_2172756.jpg

マリアンとの出会いは昨年オランダのラーレンで開催されたヨガと薬膳の
プログラムでした。
彼女とその友人が、自身の住むZeelandの地域産業活性化のために、
見捨てられた天然資源である海藻を使った料理の開発をオオニシ先生に
依頼したのです。
品評会から始まり、テレビ出演、講習会等、彼女たちのコーディネートと協力で
様々な企画が進行しています。
つい最近1ヶ月半の日本滞在で沖縄やその他日本各地を旅行し、
日本の自然と文化を満喫してきたマリアン。
日本とオランダを海藻でつなげることができたら、と熱く語っています。
[PR]
by yakuzen-europe | 2009-01-26 07:09 | アトリエ日記
<< ヨーロッパ薬膳ホームページ 2009年2月のお料理講習日程 >>