7月23日から27日まで、松本花依先生による気の講習が行われました。今回は参加者が10名未満と少人数でしたが、充実した5日間だったと思います。
講習内容はまず基本の姿勢から始まりました。去年と重複する内容でしたが、忘れていたり、1年たつうちに自己流の姿勢になっていたり、やはり復習することの大切さを感じました。
それからとても大切な呼吸法、鼻から吸って口から吐く。長く呼吸をしようと力んではいけません。普段は意識せずに呼吸をしているのに、こうして意識をして呼吸をすると、吐いて吸ってがなんと難しいのでしょうか。
午後は主に気の治療法を習いました。先生が皆に実感してもらうために、一人ずつに気の治療を行います。この5分から10分が参加者の至福の時間。その間、参加者同士で気の治療を行い、寝てしまう人もいました。
3日目の夜には松本先生が地唄舞を披露してくれました。常に学ぶという気持ちを忘れたくないとおっしゃられる先生が通っている地唄舞のお稽古。その成果を見せてくれました。粋な着物に着替えた先生はいつものジャージ姿とは別人。扇子を持つ手が震えているのを誰一人として見逃しませんでした。
4日目の夜は今後のことをみんなで話し合いました。来年実施するか否か、今回学んだことをいかに忘れずに来年につなげていくか。それぞれがアイディアを出す中で、去年も参加した、年長者のKさんが、来年に向けて少しづつ積み立てをしたらどうだ、という提案をし、そこから話が急速にまとまりました。
まとまった内容はというと、来年も気の講習を行います!そして、復習とモチベーション維持の場が必要だということで、『花依会』なるものを発足し、
年に4回気を高める料理講習をブルージュにて行い、それに合わせて気の復習会を行う予定です。もちろん気の講習を受けたことがないかたでも、参加可能です。今回の講習参加者が復習もかねて手とり足取りでお教えします。
詳細が分かり次第お伝えいたします。
講習最終日は気のテストでした。立ち姿、それから正座、呼吸法、それから立ち姿にもどる、というわずか1分弱の動作ですが、
テストとなると緊張します。それまで和やかムードでしたが、皆今までに見せたことのない真剣な表情に変わります。
結果どうにか合格をもらい、充実した気持ちで5日目が終了しました。
さて、料理についてですが、今回は料理講習ではなく、先生と私が調理部となって、講習の合間を縫って作りました。
ある一日のメニューです。
朝 玄米粥 コーラビと梅干の煮物、玉ねぎ味噌
昼 大根の干葉入り玄米ご飯 わかめと豆腐の味噌汁、スギナの天ぷら 長いもとそば粉の磯辺焼き 大根の梅干和え 蒸し人参
おやつ タピオカの蒸し物 シナモン和え
夜 蕎麦の実のリゾット きゅうりとわかめの和え物
写真は最終日のデザート、アーモンドプディング苺ソースがけです。。