3月2日 オランダのライデンにて、オオニシ先生の
ヨーロッパ薬膳講習が行われました。
テーマ: ビタミン
献立: 自然薯と豆腐のスープ
オランダ海藻入りキノア
セロリアックとセイタンの煮付け
蕪とレモンのサラダ
三色餅(きな粉、小豆、黒ゴマ)
体の機能調節に欠かせない、13種のビタミンについての
お話がありました。
例えば、その中のひとつ、ビタミンB1は、糖質をエネルギー源に
変え、疲れにくくする働きがあります。
また、脳のエネルギーを作り出すため、脳神経には欠かせません。
それゆえ不足すると、集中力の低下、食欲不振、倦怠感、脚気、
筋肉痛などの症状があらわれます。
白米など精製された食品を多くとる人、激しい運動をする人は特に
ビタミンB1の欠乏になりやすいので、注意が必要です。
ビタミンB1を含む食品は、生蕎麦、玄米、胚芽、大豆、
えんどう豆、レンズ豆。
サプリメントにたよらず、野菜、穀物、海藻、豆類をバランスよくとることで
体に必要なビタミンの摂取ができたらいいですね。
次回5月の講習はロッテルダムを予定しております。
詳細が決まりましたら、お知らせいたします。
アシスタントYoko